
中国でうまくやって行く為には人脈は欠かせません。
酒の席などで「俺は誰と知り合いだ」という事を言ってる人を見かけますが、これは自分の武器を最初から相手に晒してしまうので、お勧めできない言動です。
とかく中国では、偉い役人や公安関係者やその筋の人と知り合いになると、どうしても自慢したくなりがちですが、少しでも危ない橋を渡ろうと思うのであれば、自分の手駒を晒すべきではありません。
例えて言えば、米ソの緊張状態の最中に活躍したのは諜報部員達です。
相手の武器を必死になって探って、それより高性能な武器を配備する為に努力していたわけです。
相手よりも優位な立場に立つ為に、相手の状況を把握しておくのが大人の喧嘩の仕方です。
これと同じ事は実社会でも言える事で、自分が武器と思っている相手の正体は晒さない方が交渉には有利になります。
バックが誰か判らないほど、相手には手を出しにくくなるというのが、交渉や喧嘩の基本です。
喧嘩をする時に、相手がドスを持ってるのか鉄砲を持ってるのか、最初から判ってれば機関銃で対抗しますよね。
それと同じように相手のバックが公安部長と判っていれば、公安局長を用意されてしまうので、普段から自分の手の内は明かさない方が賢明という事です。
僕もコレまで色々な事をしてきましたが、気を付けてきたのはこの点です。
未だに僕の背景を正確に知っている人は、日本人にも中国人にも誰もいません。