僕たち(ってどの程度の範囲だったろうか)の間で一時、話題になった直球勝負の女。
すっかり忘れかけていましたが、久々に出くわしました。
現代城の今は亡きスナックに遊びに行った時のこと。
ソファに座ると植物の葉っぱが後頭部をチクチクと刺激する何とも変な造りのお店にその女はいました。
顔はそこそこきれいなんですが、接客が超ど素人、まったくサービス業を理解できない女です。
好き嫌いがはっきりしており、嫌なことや冗談に対して本気で切れ、褒めると“当たり前よ”みたいな感じで喜ぶ、まぁ、何ともお嬢様じゃないんだから、あんたと突っ込みたくなるようなワガママな女の子でした。
心情コントロールがまったくできない彼女に僕らがつけたあだ名が“直球勝負”でした。
とことん褒めまくった後に、とことん落として切れさせた後、再度フォローするなどして遊んでいたのですが、2度も遊べば十分で、印象の深い女の子ではありましたが、再度その店に顔を出す気は起きませんでした。
彼女が勤務していたお店がなくなった時に、この“直球勝負”ちゃんを友人の一人に聞いたところ、直球勝負的な性格が幸いしてお客様と“直球勝負”的なトラブルを起こしたらしく、とっくの昔にママさんに追い出されたとか・・・・。
今はいずこへ~、などと思ってそれまでの話だったのですが、つい先日、出くわしました。
お店に入って一目見たときには「どこかのお店で会ったような・・・」ぐらいに雰囲気が変わっていて驚きました。
以前は一目に情緒不安定な感じが見て取れたのですが今回は若干落ち着いている感じがします。
話し方も若干、変化した感じがします。
再会をひとしきり喜びあった後に、飲み始め、カラオケを順番に歌うことになりました。
歌を歌いたくないと駄々をこねていた直球ちゃんを、順番だからと強引に歌わせました。
嫌がるのもわかるような美声だったため、2コーラス目に入る頃に友人と別の話題で盛り上がっていました。
2コーラスが終わった時に、直球ちゃん、突然、怒りはじめ、
「なぜ私の歌を聞かないの、失礼だと思わないの、あぁ~ムカつく」
来た、来た、来たぁー、直球勝負!!
開始、わずか15分の出来事でしたが、やはり人間の内面は簡単には変わらないことを確認し、うれしくなりました。
その後も皆がゲームで盛り上がっているに「おもしろくない!」と参加しないなど、相変わらずのワガママぶり発揮です。
他の女の子は、またか、みたいな表情をしており、心なしか店のママさんも彼女には注意を払っているような雰囲気が見受けられました。
客の僕がそんなことに気づいて、申し訳ないっ!!!って気分になっちゃいましたが、彼女はまったく気づいていません。
そうだよね、人の表情とかに気配りできたら、そこまで勝手でやんちゃなふるまいできないもんね。
そんな“直球”ちゃんは今日も自信満々の接客をしているのでしょうか。アーメン。