
中国では常に意見を主張し合う事が求められます。
自分の意見を主張しないと、取り込まれて相手の好きなようにされてしまいます。
とにかく中国では自己主張を日本よりも強くしなければなりません。
しかし、主張するだけでは意味がありません。
いかに自分の主張を押し通すかが重要になります。
そこで効果を発揮するのが「対比効果」と呼ばれる心理戦です。
仕事でミスをした部下を降格させる場合、先に解雇と言ってから降格を伝えると、解雇を覚悟した部下には「降格で済んで良かった」という印象が残ります。
最悪の状況を先に想定させてから拾い上げてあげると感謝の気持ちを持たれます。
ヤ○ザ社会で殺される筈が小指で済んで良かったという感覚ですね。
この対比効果は、自分の主張を通す場合にとても役立ちます。
中国人はこの方法を熟知しているので、買い物の時に高値を吹っかけてくる訳です。
最初あんな値段からスタートしたんだから、この値段でいいかと納得してしまう人も多いのではないでしょうか?
この場合、そのモノが相応の価値かどうかを判断せずに、自然と最初の値段と比較してしまうのが人間です。
理論派には理論で対抗するのが効果的なように、心理戦で来る相手には心理戦が有効です。