三ヶ月が過ぎる頃、彼女はレストランに出勤する事を止められた。
高級経理としてフロアに立つ彼女に、悪い虫が付く事を恐れた為である。
男は彼女に外出を禁止し、マンションに軟禁状態にした。
外出する時は必ず男と一緒、単独での外出は許されなかった。
毎日自宅でテレビを観て過ごし、男の帰宅を待つ生活。。。
そんなつまらない生活でも彼女にとっては故郷で暮らすよりもましだった。
二年が過ぎ、彼女は25歳になった。
男は北京の覚醒剤市場を牛耳るようになっていた。
組織も以前とは比べ物にならないほど大きくなり、末端の構成員のトラブルなどが相次ぐようになった。
肥大し過ぎた組織というのは、いずれ弊害を生むものである。
男の組織も例外ではなく、下克上を虎視眈々と狙う輩が増えていった。
そんな統制が利かなくなってきたある日、男は罠にかけられた。
自宅に覚醒剤を忍ばされ、所持の現行犯で逮捕されてしまったのである。
下克上を狙う幹部の仕業であった。
自宅から押収された覚醒剤は5kg、即刻死刑の判決が下る罪状である。
逮捕された男は組織を動かし保釈金を捻出させた。
しかし5kgもの覚醒剤所持は、いくら金を積んでも保釈される筈もない。
男は死刑を免れたが、無期懲役となり投獄された。
コメント (3)
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保釈金と書いたのが良くなかったですね。
保釈してもらう為のお金の意味です。
もう少し解りやすく書きますね。
投稿者: 店主 | 2004年12月15日 02:12
日時: 2004年12月15日 02:12
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後ろ盾を失った女を子分達はどう処遇するのか?
女はどうやって身を守るのか?
これを読んでいて「不夜城」を思い出しました。
本を読んだ当時、中国人というのは侮れない人たちだと
思いましたが、今でもその認識に変わりはありません。
投稿者: す〜ぐ〜 | 2004年12月15日 06:22
日時: 2004年12月15日 06:22
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今、12話まで書き終わってます。
僕のプライベートな事も入っているので、公開するかどうか考えているところです。
投稿者: 店主 | 2004年12月15日 07:13
日時: 2004年12月15日 07:13