何人かのお客さんから情報を得て、その女の子を呼び出す事にした。
話しは前後するが、彼女の男は2歳年上で元機械工場勤務、23歳だが15歳から勤務経験で故郷では将来を有望視されていたらしい。
そんな男も北京に出てくればただの田舎者、仕事の経験だけでは田舎の給与+α程度しか収入を得られない。
基本的な生活費の高い北京、遊びの誘惑などもあり、貯蓄に回るカネなど残ろう筈もなかった。
街は楽しそうな笑顔を振り撒く若者で溢れている、しかし自分達はなぜこんな苦労をしなければならないのか?
そんな生活に疲れていたある日、女がウチの店の門を叩いた。
この女は最初から覚悟を決めての入店。
手持ち資金がなく、毎日のチップからデポジットを徴収する形となったが、それでも大変な喜びようだった。
北京に来てから昼間の仕事で手にした給料の3か月分を、僅か3日間で稼いだ。
連日の指名とテイクアウト、男と一緒に暮らしている為に泊まりコースに対応できなかったが、それでも稼いだ。
元々の素材が良かった為と、カネを稼ぐという強い意思が成せた結果であろう。
しかし、彼女は水商売の道に進んだ事を男には伝えていなかったのだ。
夜勤を選んで少しでも給与条件を良くしたいと男を説得した彼女、男は昼間の仕事をしているので、昼夜を通して自由な時間を手に入れた事になる。
北京の一般的なレストランが閉店するのは午前1時前後、彼女は遅くても2時までには帰宅しなければならない。
泊まりで接客できない彼女は、短い時間でもお客さんを満足させるべく努力した。
その甲斐あってリピーターも付き、安定した収入を得られるようになった。
カネ回りが良くなれば変化が起きるのが人間、少しづつ彼女が変化していくのを男は見逃さなかった。
コメント (1)
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現在の中国は発展途上の状態でして、お金を勝ち取る事に終始しています。
カネ・カネ・カネ、日本では考えられないぐらいカネを欲しがる人達で溢れかえっています。
ボケッとしてると自分でもいつ騙されるか判らないのが今の中国です。
投稿者: 店主 | 2004年11月24日 01:06
日時: 2004年11月24日 01:06