「刺された?」ってメールを頂きました。
ちゃんと読んでくれている方がいらっしゃるようです。<12/20参照
もう9年ぐらい前の事になりますが、タクシーに乗っている時に事件は起こりました。
当時の僕は中国語を話せませんでしたが、筆談と英語で河北省の工場を移動していました。
夜遅くに工場での検品作業を終え、ホテルに戻ろうと表通りでタクシーをつかまえました。
いつもなら工場の人に呼んでもらい、行き先を運転手に伝えるのですが、この時はたまたま工場の人が不在で、自分で帰ることになりました。
タクシーに乗り込むと料金メーターがありません。。。白タクです。。。
まぁよくある事なのであまり気にしません。。。運転手も怖そうな顔をしてませんでしたので安心でした。
ホテルのカードを見せて行き先を教えると、早速料金の交渉です。
通常60元ぐらいの所ですが、やはり100元からスタートです。
紙に60元と書いて一歩も譲らない姿勢で納得させました。
しばらく進むとなんか景色が違います。。。いつも通る道ではないようです。。。
まぁ行き先は言ってあるので、そのまんまにしていると道路の右端に止まりました。
なんとここで値上げ交渉です。。。
ふざけんな!と日本語で言いましたが、相手はまったく動こうとしません。
こんな暗い所で降りても、絶対帰れません。。。
仕方ないので実力行使です。。。
胸ぐらを掴んでオラオラ〜と脅し、殴る一歩手前まで怖がらせたところ、、、いつの間にかドライバーみたいな物を持ってます。。。
こいつ、ドライバーで何する気だ?ぐらいにしか思わなかったので、そのままオラオラ〜〜とやっていると、彼はいきなり狂ったような声を出し、そのドライバーのような物をこっちに向けてきました。
以前日本のコンビニで強盗が歯ブラシを突き出して店員を脅し、金を強奪した事件がありましたが、こちらはすでにドライバーと認識しています。
慌てて取り乱す事もありません。。。
冷静に第一攻撃をかわし、ボカスカと殴りつけました。。。ドライバーなんて怖くありません。。。
避けられてヤツは更に熱くなったのか、めちゃくちゃにドライバーを振り回してきます。
狭い車内で取っ組み合いをしていると、なんかドライバーじゃないっぽいです。。。
よくよく見てみると、なんか先っちょがとんがってます。更によく見ると幅の狭い短剣のようです。。。
わかった瞬間、おゎ〜〜と助手席のドアまで飛ぶように後ずさりしました。。。が、すでに遅し。。。
逃げた無防備の所にヤツは体ごとのしかかってきました。
ブスリ。。。刺さっちゃいました。。。
大して痛くなかったので、反撃に移るとヤツは逆にビビッてます。。。
グッタリするまで殴りつけ、車の鍵を抜いて車から降りました。
真っ暗な茂みのほうに鍵を放り投げます。。。なにせこっちは刺されているので、罪悪感はありません。
車を降りてお腹を見てみると。。。。血が出てますぅぅ。。。
洋服をまくって見てみると、1cmぐらいの傷口がありました。。。
中まで刺さったのかな?なんて一瞬考えましたが、内臓まで達してたら、もっと痛いでしょう。。。
とりあえずバイ菌が入ったらいやなので、傷口の回りを絞って血を出しました。。。
その血が意外とたくさん出てしまったので、ズボンまで血だらけです。。。
真っ暗な道で下半身血だらけ。。。。。イヤだな〜と思ってトボトボと歩いてました。
20分ぐらい暗い道を来た方向に歩いていくと、車もチラホラ通るようになりました。
通りがかった一台に向かって手を振りましたが、止まってくれません。。。
何度か手を振っていると、小型のバスが止まってくれました。
それに乗り、病院へ直行です。。。
手当ての内容は、、、、消毒とバンソコーだけです。。。2000元が消えました。。。
なんでも、傷口が小さく内臓まで達してなさそうので心配ないそうです。。。。でも心配です。。。
何回ももっと良く診てくれと言いましたが「没問題」の一点張りです。。。
僕は有問題なのですが。。。。。
化膿止めという漢方薬を山ほどもらい、ホテルに帰りました。
不安な夜を過ごしましたが、少し熱が出たぐらいで、翌日には普通にしてました。
まぁこんなぐらいで済んで良かったですが、皆さんも郊外でタクシーに乗るときは十分気を付けて下さい。
防御策としては「タクシーに乗ったら直ぐに電話をかけて、タクシーの許可番号を外部の人間に伝える」というのが効果的です。
これにより、万が一何か問題があったときは、すぐに運転手も捕まります。
外部に自分の許可番号が伝えられた瞬間に、悪い運転手でもヘタな事はできなくなります。
昔と違い、今のタクシーは運転手とお客の間に仕切りがあり、取っ組み合いになる事はありませんが、
自分の体は自分で守る事を決して忘れないで下さい。。。。。