花城で起きた事件で「中国人って怖い」と思ったエピソードを一つお話しします。
新しく面接に来た小柄な小姐が働き出して3日目のこと。。。
彼女が仕事を終えて店を出たのが1時頃で、僕もその後5分ぐらいして店を出ました。
花城の外側のビルの出口まで歩いていくと、先程の小姐が大声で泣きながら走ってきます。
ただならぬ事態を感じ事情を聞いてみると「引ったくりにあった」ようです。
洋服も所々汚れており、手のひらには擦り傷もあります。
よっぽど激しく引っ手繰られたのでしょう。
可哀相に思い店まで戻り、引ったくりにあった被害状況を確認すると「チップ300元・身分証明証・鍵」などバックを丸ごと盗られていました。
取り乱して泣いている小姐が店内に戻ってきても、誰一人労わりの言葉を掛ける人がいません。
そればかりか「なんで店に帰って来たんだ?早く家に帰れ!」とまで言い出します。
こっちは引ったくりにあった可哀相な女の子という意識でいたので、まったく予期せぬ皆の対応に驚くと共に、中国人の考え方に疑問を持ちました。
とりあえず女の子に手を洗わせて身支度を整えさせ、家まで送るべく僕も一緒に外に出ました。
外に出て直ぐに男の従業員が走って追いかけてきて、僕に「家まで送るな。危ない」と言います。
危ないから送るんだろうに。。。と言い返すと、耳元で「あいつは嘘つき」と囁きました。
その一言で、これまでなぜ皆が冷たかったのかが判りました。
女の子が引ったくりにあった事を、皆は演技だと思っていたのです。
理解はしたものの、僕は信じられませんでしたので、家まで送ることにしました。
しかし、、、男の従業員は執拗に止めます。
仕方ないので、タクシーで送り、車からは降りない事で彼を納得させました。
彼女の家まで送っていったのですが、とにかく狭い道を走ります。
夜中の2時近くにこんな人っ子一人いない場所は確かに怖いです。
こんな道を帰るのは大変だろうなと思っていると、タクシーの運転手まで怖がってます。
まだ先か?まだ先か?と角を曲がる度に聞いてきます。よっぽど怖いのでしょう。。。。。
袋小路の突き当たりまで車を進め女の子を降ろすと、運転手にも僕にも恐怖感がこみ上げてきました。
なにせ車一台がやっと入れる袋小路です。。。
今ここで襲撃されたら、まず逃げられません。。。
女の子は走って門を潜り消えました。。。仲間を呼ばれる前に逃げた方が良いと考え、運転手をせかします。。。
運転手も危機を感じているようで、必死になってバックしますが、もともと運転が下手な人達ですから、思うように戻れません。
本来なら車を降りて誘導するのが良いのでしょうが、やっぱり怖くて降りられません。
もたもたしていると、恐れていた事が起きました。
先程女の子が消えた門から何人かの男が出てきてこちらに近寄ってきます。
もう車の中はパニックです。。。。
運転手も車に傷が付く事なんかお構いなしにアクセルをガンガン踏みます。
僕は車の中で後ろを見ながらGO!GO!GO!GO!なんて言ってました。
まさに戦場の雰囲気です。
大騒ぎしながら近づいて来る人達との距離を離し、路地を抜けると猛スピードで逃げました。
運転手は車の傷よりも逃げられた事が嬉しかったようで、あまりうるさく言いません。
僕も運転手も無事に生還できた事を喜び合いました。
もし、捕まっていたら今頃どうなっていたのでしょうか???
もちろんその子は次の日から出勤していません。
東二環の外側の古い民家が密集している地域は要注意です。
とにかく怖過ぎる場所でした。。。
それにしても最初から人を疑ってかかる中国人の考え方は、どうにも理解できません。
こういった体験をしたにもかかわらず、まだ信じてしまう僕は甘ちゃんでしょう。。。